無邪鬼、終演。
AnemoiVenti #2
『無邪鬼』
終演致しました。ご来場くださった皆様、ありがとうございました。
作・演出・出演・飲み友の森舞子さんのお声がけから始まり、参加させていただいた公演でした。こんなにお客様の反応が読めない作品は初めてで、正直、初ステージを終えるまで不安ではありましたが、舞子さんの作り出した世界が受け入れられて、安心したのと同時にとても嬉しく思います。
抽象的ではありますが、人間誰しもが抱えてる汚くて、醜くて、美しいものが全面に溢れ出すような作品だったと思います。
実は、最初に舞子さんからお声がけいただいた時点で、
『僕は多分苦手な芝居です』と宣言した上での出演でした。
終わってみれば、とても好きに、、、とはなってませんが(笑)
僕の中の世界は確実に広がりました。
もっと広いはずだよ。世界は。本の中でも、誰かでもない。
というのは僕が演じた亮介くんの一番好きな台詞。
あらゆる覚悟が詰まった台詞。
これからの人生、いかに世界を広げていけるか。
泥臭く滑稽に美しく生きていくか。
そんなことを考えながら、僕は今ビールを飲んでいます。
美味しい。
今回の公演に関わってくださった全ての皆様に、改めて感謝を。
ありがとうございました。
僕のつぎのお芝居は未定ですが、辞めはしないので、またどこかでお会いできれば、と思います。